蘇れ! サンダーバード
2006年 4月10日
洋物で人形劇であるにも係らず、40年後の今でも殆どの人が何かしら知っている、それがサンダーバードです。 ウルトラマンや仮面ライダーなども殆どの人は知ってますが、シリーズ化されて今でもテレビ放映されてるわけですので当たり前といえば当たり前です。 でも、サンダーバードは当時放映されたテレビ32話と映画2本以外は再放送は何回もあったとはいえリメークはされてないのです。そのことからも如何に完成度が高い作品だったかがわかるというものです。 ただ一度だけ2004年夏に実写版としてリメークされましたが、あれは偉大なるサンダーバードの名称を名乗って欲しくなかったと思うほどの駄作だと私は思ってます。監督は全くサンダーバードの何たるかを理解していないで作ったとしか思えません。 サンダーバードの真髄は、格好いいメカを駆使して、手に汗握る非常に困難な救出劇を行うことにあります。SOSをTB5号が感知し、秘密基地にいる他の隊員達に伝える。そして、隊員たちは各メカに格好良く搭乗し、格好良く飛び立って行く。当然、バリー・グレイのTBマーチをバックに・・・これが基本中の基本です。 それがあの映画ときたら、救助シーンは冒頭の極わずかで、後半なんかは悪党にTBメカを盗まれてしまい、隊員の搭乗シーンもなんもなし。あげくには、メカや隊員じゃなくてなぜか子供が活躍している(隊員たちはTB5号の中で死にそうになってる)・・・・・。 あり得ません。だれかが言っていました、これはサンダーバードではなくスパイキッズだと。正にそのとおりじゃ〜(怒)!! ここまで興奮しながら実写版TBの文句を書きなぐりましたが、この映画好きな人は許してくださいね。 私の個人的見解ですから・・・。 でも、私としては本当のサンダーバードリメーク版が是非見てみたいんですよ! 人形劇でも実写でもなんでも良いです、ちゃんと作ってさえいてくれたらね。 元々アメリカ(前述の実写版はハリウッド)ではサンダーバードは殆ど人気無いですから、作るんだったら本場英国か日本国ですよね。というか日英合作で作って頂戴よ。脚本は英国で、映像技術は日本という形で作ったら最高のサンダーバードリメーク版が出来ると確信しています。 そのときは映画館に喜んで行きますよ、息子と一緒にね(^^) |