新イマイ宇宙科学シリーズNO.1

サンダーバード ゼロエックス号 (再販)

メーカー 今井科学株式会社
発売年 昭和46年
定価 250円
製品番号 B−060−250
証紙 C赤 (東北新社)
箱寸法(縦×横×高さ) 17cm×25cm×4.5cm
パーツ数 青灰(57個)
金具類(ゴム等含む)の数 12個
その他付属品 接着剤1個
ギミック ゼンマイ動力
手動によりミサイル・耐熱コーン発射
本体・耐熱コーン・前翼・後翼の4分解可能
(1) (2)
(3) (4)
(5) (6)
 一度倒産した今井科学が復活した後のサンダーバードシリーズ第1弾がこのプラモです。初版ゼロエックス号(大きいサイズ)の金型はブラジルだかどこかに売却されて既に無かったので、初版ミニゼロエックス号の金型を利用して作られました。
 初版では耐熱コーンや垂直翼が銀メッキだったり、デカールも付属されていましたが、再販ではデカールは廃止され、プラモ色も青灰色1色となってしまいました。また、袋タグやスペーサー台紙も無くなりました。箱の中は寂しいです(写真3参照)。これもコスト削減をしなければいけなかったからでしょうかね。

 さて、写真5・6を見てご覧のとおり、今井科学のマークの部分が切り取られています。これは『イマイのマークを集めよう』の懸賞はがきに応募したからだと思われます。
 第1回応募は昭和46年4月10日〜同年9月10日で、対象はTB2号・モグラ・Xカー・磁力牽引車・ブルドーザー・ゼロエックス号・コンテナとなっていますので、この応募に出したのでしょうね。ちなみに懸賞品は腕時計のようです。
 第2回応募は昭和46年9月11日〜同年12月10日までで、懸賞品はカメラ、第3回応募は昭和46年12月11日〜昭和47年9月10日までで、懸賞品はレジャーバッグとなっています。

 ギミックは初版ミニゼロエックス号と同じくゼンマイ走行で、機体の4分割機能やミサイルと耐熱コーンの発射機能があります。
 なお、耐熱コーンの先端や垂直翼の形状(写真4参照)と箱絵(写真1参照)が変更になっています。『サンダーバード プラモ パーフェクト カタログ』によると、玩具安全印のSTマーク取得のための形状変更のようです。